斉藤のどか
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先輩議員の質問 & その他印象に残った質問

今日は一般質問の初日。議員ひとり30分の持ち時間で質問をします🙋🏻‍♀️

共産党からは市古議員 & 小堀議員が質問しました。それぞれの特に印象に残ったテーマを紹介します。

市古議員

障がい児支援の所得制限について。障がいのある子どもが通う施設の利用料は、川崎市が補助してくれますが、ある一定の所得を超えてしまうとその対象外になってしまい、すべて自腹になってしまい、月3万円以上払わなければいけない家庭もあるそうです。障がい児はただでさえ医療器具などの出費が多いので、所得が多い家にとっても大きな負担です。こうした所得制限をなくして、すべての子どもを平等に支援すべきでは、という質問でした。

子ども関係の補助とか助成って、児童手当なんかもそうですが、所得制限があるもの多いですよね。「子育て支援」という角度だと、親の負担軽減が目的になるので経済力のある親はべつに支援しなくてもいいか、ってなるかもしれませんが、「子どもの権利を守るため」という角度でやれば、どの子も平等に支援しよう、となるんだろうな、といつも思ってます。

あとは、学校の校長先生による先生へのパワハラ問題。実際にパワハラ被害にあって、長く勤めた学校を辞めざるを得なかった先生の事例が紹介され、本当に胸が締め付けられる想いになりました。最後に、「教育長、次長、委員会のみなさん、パワハラゼロ、根絶を!!!」って感じで訴えかけて終わって、私は思わず拍手しそうになっちゃいました👏

小堀議員

令和元年東日本台風の影響で平瀬側と多摩川が合流する場所が土砂で埋もれて、水が流れなくなった、という件。ヘリコプターからとった写真を見せながらの説明で、本当に水が流れてない状況がよくわかりました。子どもたちのお祭りも開催できなくなってしまったんだとか。これは土砂を掘削して、水が流れる道をまた確保するしかないそうですが、実は国の管轄になります。早く対応するよう、国に求めるべきと訴えてました。

あとは、高津区の下作延にマンションや商業施設をつくる計画について。使われる予定の土地から普通車3台分の距離しか離れていない場所に線路があって、その先には信号機が。しかも信号の前は車2台しか停留するスペースがないとのことでした。日頃ただでさえ渋滞がひどいのに、商業施設できたらもっとひどくなる!という質問でした。(個人的に、線路の向こうにすぐ信号機があるの嫌い…💦渋滞するし、危ないし、なんでこんな作りにしたんだろうっていつも思う)

あとせっかくなので他会派の議員で印象に残った質問をいくつか書いておきます✏️

公共施設での、妊産婦や子連れが使える子育て応援駐車場について。川崎市も一応「おもいやり駐車場」をやっていて、妊産婦&子連れも使えるそうですが、マークが車いすマークになっていて、看板を見ても妊産婦&子連れのことは書いてありません。わかりやすい標示、ぜひやってほしいです。

通学帽子の話。公立学校でも、学校によっては帽子をかぶって通学するらしい!見たことない!って思いながら聞いてましたが、これ書いてるうちに見覚えあるような気もしてきた… 男女別の帽子を指定している学校もあるほうで、それは同一にするか任意で選べるようにすべきでは、という質問でした。ほんと、その通りで、答弁もその方向にいきそうな内容でした。

自衛隊が麻生区の病院で訓練を行ったことについて、共産党の質問ではじめて知った。有事の際、施設を提供できるよに自衛隊と仕組みについて協議しておいてほしいという要望もありました。同じ事柄に対して、まったく逆の見解をもつ議員が同じ議会にいるって、ほんと素晴らしい👏いろんな民意が反映されている証拠です。おそらく、本当は質問する予定だったと思うのですが、時間の関係で質問は飛ばして要望だけになってしまったのが残念でした。

という感じで、いっぱいいろんな知識が身につきました。おもしろかったけど、疲れましたーーーー合間にいっぱい休憩がありましたが、私はその時間は自分の質問の準備に必死だったので、休んだ感ゼロ。ひと息つく間もない1日でした。