斉藤のどか
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コロナの教訓、活かせるの?

今日は…

・かわさき保健医療プラン
感染者予防計画
・ホームレスの支援実施計画

の3つについて、報告がありました。かわさき保健医療プランなんかはいろんなエリアが含まれていて、かなり膨大。担当理事者もいーっぱいいて、委員会室もかなり賑やかでした。わたしは基礎知識が追いついていないのを痛感。

感染者予防計画で疑問が残ったのは、保健所の業務に携わる職員を何人確保するのかの目標。コロナのピーク時をベースに、759人の態勢がとれるように平時から準備するとのことなのですが、果たしてそれで足りるのかハテナでした。どのようにこの人数を算出したかというと、まず、コロナピーク時に必要だった業務時間を計算。例えば、相談の電話に対応する時間を15分と仮定して、その電話を1日100本受けていたら、電話応対に1500分(=25時間)必要、という計算の仕方です。そしてそれをもとに、ひとり1日8時間労働だとするとすべてカバーするのに何人必要なのか、計算したということなんです。問題は、コロナピーク時って、電話なかなか繋がらなかったじゃないですか。保健所がもう完全に麻痺しているようなひっ迫した状況をベースに計算していたら、同じ過ちの繰り返しになるのでは?と思います。もっと余裕のある見積もりをするべきです。

ホームレスの支援実施計画は、すごく奥が深いと感じました。とくに、ホームレス状態の長期化と当事者の高齢化が課題とのことでした。あと、ホームレスになる可能性のある人をどう支援するかという問題も。例えば夜、お店やネットカフェ、知人宅などで過ごす人たちのことです。ネットカフェ難民という言葉も一時期社会現象になりましたが、何人くらいいるのか予想も難しいのが現状です。ホームレス1歩手前の人たちにしっかり支援の窓口を周知するのはとても大事だけど、実はすごく難しいことなんですね。