斉藤のどか
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今年度は健康福祉委員会!

遅くなりましたが、今年度は健康福祉委員会に入りましたー!

名前の通り、健康や福祉に関するものを担当します。市立病院、消防署、介護、生活保護、障がいなどなど幅広いテーマを扱います。昨年度所属していた文教委員会は自分の個人的な子育ての体験とかをベースにできたけど、今年度はそれがないので大変!でも、逆にいうと新しい知識がいっぱい身につくチャンス。そしてベテランの渡辺さんが同じ委員会だからとっても頼もしいです🙌

今日は、所管局の紹介ということでトップバッターは病院局。管理職と主な事業の紹介がありました。

そして早速質問がいっぱい!市立病院は3つあるのですが災害時のトリアージ、経営状況、働き方改革、医師の確保、小児科の有無などなどいろんな質問があがっていました。

それから「川崎市立病院中期経営計画2024-2027の策定について」。渡辺さんも質問していましたが、わたしは宿日直許可のことを聞きました。今月から、医師の時間外労働の規制が始まって、それを減らすひとつの方法として取られているのが宿日直許可という制度です。宿日直=夜、病院に泊まって勤務することですが、これは通常は時間外労働にカウントされます。しかし、夜泊まっていても実際はあまり作業することがない場合など、一定の基準を満たして許可を得れば宿日直でも労働時間に含めなくてもいいですよ、というもの。その分の給料は当然少なくなり、時間外労働として認められる場合の1/3ほど。

これ普通に考えて、統計のうえで時間外労働が減るだけで、医師からしてみたら今までと働き方は変わらないのに、収入は減るというやり方。

パブコメでも、「倫理的にいかがなものか」といった意見が寄せられていましたが、本当にその通りだと思います。

時間外労働の削減は、医師がやってた仕事を新たに看護師・薬剤師に移したりわけたりする「タスクシフト、タスクシェアリング」で主にやっていくとのことでしたが、ここは今後要チェックです。看護師・薬剤師の負担が重くなりすぎてもダメだし、宿日直許可による削減が多すぎてもダメ。みんなが働き方が改善されたと感じられるような変化がなければいけません。

その他にもいろいろな報告があり、委員会が終わったのは14時すぎ。健福、恐るべし!