斉藤のどか
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病院局と消防局の事業評価

今日は、病院局と消防局から次の議会で提出する予定の議案の説明と、令和5年度の事業評価の結果についての報告がありました。

議案については、これから具体的なチェックを進めていくとして。

事業の報告で印象に残ったのは、病院局の議論ででてきた、医師の確保について。今までは大学にお願いして医師を派遣してもらうことも多かったようですが、最近は医師自身がどこで働くか決める意識・文化が定着してきて、かつてないほどに病院として医師に選ばれる病院にならなければいけないとの話がありました。そして川崎病院のほうが救急センターがあるなど医師にとって魅力的なので、井田病院をどうよくしていか、職員一同がんばっているそうで、かなり改善されているんだとか。今後に期待です。

消防局の報告は、「令和5年度 公益財団法人川崎市消防防災指導公社『経営改善及び連携・活用に関する取組評価』について」。市民への防災啓発事業などを行なっている公社ですが、たとえば地震体験車の利用人数は大幅に増えていて、今後も増やしていくと。でも一方では、こうしたサービスの提供の増加に伴って、人件費がかさんだので今後縮減に努めるというんです。防災啓発などの回数を増やせば業務は増え、それをこなす職員も増やさなければいけないはずなのに、矛盾しているよね…?地震体験車は市民から非常に好評で、人件費削減よりもより多くの回数をこなすことを優先してほしいです。そして、根本的なこというと、大阪の堺市防災センターのようなかたちで、市民が好きなときにいって、地震体験も含めて防災について学べる施設がほしい

主な資料;

病院局の資料

消防防災指導公社の報告資料