斉藤のどか
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昨年度の事業をふりかえり

今日は久しぶりの委員会!

消防局と健康福祉局から、それぞれ令和5年度の事業評価について、報告がありました。

消防局のほうは、特に消防団員の補充がうまくいかない…という話が大きな割合を占めました。若年層がなかなか入らない、家庭の事情や仕事との両立、健康上の理由などで退団する団員が入団を上回っている、といった話がありました。各議員からもいろんな質問があって、市側もいろんな対策を話していましたが、個人的に感じたのが多くの人が長時間労働&実質賃金がさがるなか、自分の生活で精一杯の社会を根本的に変えないと、やりたい人もできないのでは、ということでした。

あと、市民救命士の養成も目標通りにいかないとのことでしたが、渡辺議員が参加を有料化したのが要因ではと指摘していました。

健康福祉局のほうは、管轄する事業もいっぱいあってありとあらゆる報告がありました。私が聞いたのは、介護人材マッチング事業について。マッチングに成功した人が去年に比べて格段と減っていて、その理由について周知が不十分で事前説明会に参加する人が減った、途中で支援を終えた人(他職種についたなど)が増えた、と挙げられていました。対策が「介護職の魅力発信と、周知の改善」となっていたのですが、果たしてそれだけでいいのか。介護職の処遇改善・働き方の改善などがなければ、増やすことはできないのではという趣旨で質問しました。

あと、ひきこもりの相談件数が目標を達成したとの報告で、昨年度に比べても大幅に増えています。職員の負担は大丈夫なのか聞いたら、それは把握していないとのこと。相談事業を始めてから職員の増員はないとのことなので、現場の声をしっかり聞いて、増員が必要であれば早急に対応するようお願いしました。福祉って本当に職員が命。不足していると、ひとりひとりの対応も満足にできなくなる恐れもあるし、とくにひきこもりは非常にセンシティブな問題で相談するまでに当事者や家族はいろんな葛藤を乗り越えてきている場合もあります。勇気を振り絞って相談した先の対応があまりよくなかった、ということがないように職員体制の充実は丁寧に検討してほしいです。

今日の主なの資料はこちら💁🏻‍♀️

消防局の資料

健康福祉局の資料

いやしかし、委員会室が寒い寒い⛄️ いつもひざ掛けを使っているけど、明日はジャケットも着ます。って、クールビスの意味がない💦